先週の高幡不動で探仏に火が付いた。まぁ、すぐに消えるだろうけど、
とりあえず今週もどこかに行ってみよう。昨日は雨で家にこもってたので
じっくり調査。そして午後から車で1時間、到着したのは・・・

塩船観音寺
「しおぶね」と読む。仁王門の手前には「国宝塩船観音」の石柱。
かつては国宝指定を受けていたらしい(今は重文)。そして山号は
「大悲山」・・・何だか「大悲惨」とも読めてしまう。
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02仁王門に入る前に境内案内図と
寺の歴史が書いてある。
<クリックで拡大>
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まずは仁王門。格子の目が粗く、仁王さんの写真が撮りやすい。
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門を潜ると、お堂まで一直線の参道。
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そして重文の阿弥陀堂へ到着。中には中尊・阿弥陀如来と両脇侍。勢至&
観音菩薩だろうか。こちらは中に入れない上に仁王門のような格子が仏像の
前にあってよく見えない。金色だったので新しい仏なのかもしれない。
阿弥陀堂の立て札は文字がかすれてて読めなかった。
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阿弥陀堂の左脇を進むと大杉。更に階段を上がっていくと薬師堂が見えてきた。
「ぼけ封じ薬師如来」の幟が立ってる。薬師如来は暗くてよくわからなかったが、
黒っぽくて板状に浮かし彫りのような感じだった。円状の光背だけが目立つ。
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<写真はお堂外より>
いかん、ぼけ封じのお祈りを忘れたゾ!更に階段を上ると本堂に到着。萱葺きの
雰囲気がよいお堂。向かいのお札所で拝観料100円払っていよいよ本堂の中へ。
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薄暗いお堂の中は、阿弥陀堂と同様に格子状の仕切りがあり、近寄って見ないと
中の様子がわかりにくい。格子の間から目を凝らすと・・・中には沢山の仏像群。
色彩が綺麗な千手観音の両側に二十八部衆風・雷神などがびっしり
並んでいる。本尊の公開は年に数回で今回拝観したのはお前立ち。それでも両側
の仏像群を見れれば大満足でしょう!どれも1m前後の像だが数あるので大迫力。
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<塩船観音ポストカードより>
筆記用具を持参しなかったため、その場では並びを覚えられなかったが、
後でポストカードを購入し、立て札を参考にレイアウト図を作成してみた。
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・本尊厨子近くの毘沙門天と不動明王は、千手観音の脇侍で二十八部衆ではない
・画像には登場しないが、左側の雷神の前には地蔵菩薩がおられる
・右側の婆藪仙人は画像では不動明王の手前だが、実際には裏で殆ど見えず
・大きさの違う二十八部衆・毘沙門天と脇侍・毘沙門天の2躯が隣り合ってる
・脇侍、地蔵菩薩、風・雷神を除くと26躯しかない
・不足の2躯は密迹金剛&那羅延堅固(仁王に相当するので仁王門の2躯か?)

五部浄の象頭で横向きなのがカッコイイのと、風神がトロルみたいな顔してて
動物的なのが印象的。全体的に左側は照明のみで暗く、阿修羅なんかは表情が
よく見えず。反対に右側は日照もあったため明るく割りと良く見れた・・・
ただ遠目なので細かいところまではわからず。後ほどポストカードで復習予定。
ちなみに今回は非公開の本尊はこちら。お前立ちは光背が奈良・室生寺の
十一面観音っぽい(気がする、違うかな)
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<左:塩船観音ポストカードより。右:禁止の立て札が見えず撮影・・・>

本堂を後にし更に奥へ。駐車場に何と作りかけの巨大仏像が!持物からして
聖観音菩薩だろう・・・と大観音像建設の立て看板発見。
<表側・裏側・建設予定地、立て看板はクリックで拡大>
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奥の護摩堂前には不動明王、中には金ピカの千手観音。他にも両脇に弘法大師・
不動明王・聖観音・吉祥天(?)など。
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<お堂外より撮影>
車のお祓いをしてもらってる方がいて、お坊さんがでかい声で祈祷してたので
ちょっとビックリ。あれなら悪霊も退散するな。今度やってもらおっか・・・
紅葉もチラホラ見え、青空と見事なコントラスト。ここはつつじで有名で春には
壮観な景色になるらしいので、その頃にまた来てみよう!
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冒頭に「大悲惨」なんて失礼なことを書いたが、こんな立派なところなんだから
まったく悲しむ必要はなし。国宝じゃなくったっていいじゃないか(そのうちまた
指定されるかもしれないし)。ただ、巨大仏はいただけないなぁ・・・個人的には。

しかし、東京探仏はなかなか好調。次なるターゲットも既に決まってて、
年末あたりにまた繰り出す予定。